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Romeo×Juliet 作品情報

浮遊都市ネオ・ヴェローナ、恋する2人は戦う宿命

”恋愛と革命”

重厚なオリジナルストーリーを展開

<ストーリー>

本当に、実らぬ恋・・・なのですか?
交えあうのは剣ではなく、二人の純心・・・
これは2人の若人の恋のお話。
しかし、恋と呼ぶにはあまりに過酷で切ないお話。

舞台は空中浮遊都市ネオ・ヴェローナ。

キュピレット家統治の下、
神秘の力の恩恵に恵まれ栄華を誇ったこの場所は
14年前、モンタギュー家の反乱により、
その平和は過去のものとなる。
暴君による悪政が敷かれ、貧富の差は明白。
木々は枯れ、大地は乾き、水はよどみ、
空は深い濃霧に包まれた。

キュピレット王家の血を引きし、ただ一人の生き残りである少女、ジュリエット
両親のカタキ--独裁者の後継ロミオ

残酷な運命は2人を引き合わせ、恋に落ちる。
多くのラブストーリーの根幹ともなった名作「ロミオとジュリエット」。
シェイクスピア不朽のラブロマンスを、斬新な舞台設定と物語展開、そしてGONZO究極の最新鋭ビジュアルで、初のアニメ化!
物語には”戦うヒロイン”という魅力的な新要素を追加。ジュリエットは男装の麗人オーディンとなり、革命の旗印の宿命を背負う。
原作に描かれる中世の世界観の中で、アニメーションならではの最新技術により、緻密で壮大なファンタジー要素を取り入れた映像世界を展開。
また、ドラマやキャラクターの感情の起伏を豊にする壮大な音楽の数々。

今世紀最高の愛の物語が、幕を開ける

<キャラクター>
ロミオ
現支配者モンタギューの息子
父のやり方が正しいとは思っておらず、市中に下りて民の様子を見て回る。
父の決めた許嫁がいるが、本当の恋が分からず本気になれない。
ジュリエットに恋をしてしまうが、彼女はかつて父が滅ぼしたキュピレットの娘であることを後に知る。

ジュリエット(男装名:オーディン)

男装の麗人として育ち、モンタギューに虐げられている人々をほっておけない正義感に満ちた少女。
キュピレット家の生き残った家臣たちとともに成長するが、16歳になるその日まで自分の生い立ちは知らされていない。
ロミオとの出会いで、恋知れぬ乙女は、恋に目覚めてしまう。

ジュリエットの姉代わり母代わり的存在。
ジュリエットとは幼い頃からの遊び相手であり、また彼女の両親も14年前の凶刃に倒れる。
面倒見が良く姉御肌のきりりとした女性だが、恋愛は奥手。

キュリオ

一流の剣の腕前を持ち、ジュリエットの師でもある。
武骨で義侠心の強い男で、真面目。女性には人気があるが、あまり興味がない。口下手。
フランシスコと同じく、父を14年前の事故で亡くしている。

フランシスコ
冷静・博識であり、参謀としての役割を担う弓の名手。
少々自信過剰でキザな一面もある。女性には目がなくフェミニストだが、失敗談も多い。
キュリオとは幼馴染で親友。少し毒舌。

コンラッド
14年前の事件でジュリエットを救い出したキャピュレット家の騎士。頑固で古風。忠義に厚い。
ジュリエットを思うあまり、時に厳しい一面も見せる。

アントニオ
コンラッドの孫で、アジトの世話係を勤める。ジュリエットによくなついているが、ジュリエット(オーディン)が女の子とは知らない。
身のこなしが軽く、連絡係等もこなす。祖父に似て頑固で古風。

ロミオの父であり、現ネオ・ヴェローナ大公。
14年前、ある秘密を知り、それが原因でクーデターを起こす。
その事件で、当時大公であったジュリエットの両親は一族・家臣たち共に殺された。

ペンヴォーリオ
ある貴族の息子。知的で繊細で大人しい青年。ロミオの親友であり学友でもある。
ロミオにとって心の代弁者的存在。大人びた考えを持つしっかり者。

マキューシオ
ロミオの従兄弟で友人である。目立ちたがり屋で野心家。
何かと持てはやされるロミオに嫉妬心を持つことがある。
頭もよく、ムードメーカー的存在。中性的な性格。

ロミオの婚約者
<スタッフ>
原案 ウィリアム・シェイクスピア
監督 追崎史敏
シリーズ構成 吉田玲子
キャラクターデザイン 原田大基
音楽 崎元仁  *崎の字は旧字体です
音響監修 佐藤順一
プロデューサー 池田東陽
アニメーション制作 GONZO

<キャスト>
ロミオ 水島大宙
ジュリエット 水沢史絵
キュリオ 鳥海浩輔
フランシスコ 野島裕史
コーディリア 松来未祐
アントニオ 広橋涼
ハーマイオニ 大原さやか
モンタギュー 石井康嗣
ティボルト 置鮎龍太郎
エミリア 川澄綾子
ペンヴォーリオ 立花慎之介
マキューシオ 柿原徹也
ポーシア 久川綾
ウィリアム・シェイクスピア 井上和彦
ランスロット 藤原啓治
コンラッド 宝亀克寿