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怪物王女:作品紹介&キャストコメント

──命の恩人は、怪物の姫だった!
不慮の事故によって、命を失ったヒロ。
謎の少女「姫」から、ある力を授かることによって、ヒロは死から生還する。
しかし、不思議な力によって死から蘇った少年には、炎の戦士としての戦いが待っていた。
姫は、怪物と呼ばれる異形の者たちを統べる王族の一員であったのだ。
王位をめぐる、血を分けた兄弟姉妹による激闘の嵐。
策謀と憎悪の渦に、姫とその炎の戦士は飲み込まれていく。

<キャストコメント>
演じられるキャラクターの紹介と1話の感想をお聞かせください。
姫 役:川澄綾子さん
すべての異形のモノたちの上に君臨する王の娘ということで怪物王女なんですが、「姫と呼ぶがよい」と言うくらいで「全てのモノが自分の下」というのが当たり前で、物凄い自信を持っているんですが日郎が「あんな女の子がどうして?」と思うくらいの華奢な感じとか美しさを持っていてそのギャップが面白いキャラクターです。
1話目ということで姫と日郎が出会うお話なんですが今日はずっと「もっと偉そうに」と言われ続け(笑)、これから先が楽しみです。

ヒロ 役:大浦冬華さん
自分の事よりも相手の事を思いやってあげられるやさしい子で姫を助けに入ってしまったがために僕(しもべ)になってしいました。
1話目にして死ぬというのもなかなか体験できることではないですし、今までやったことのないお話なので楽しみにしています。
この先、日郎はどんどん「いじめられていく度」が増していくというお話を伺ったので、どういう風に姫やフランドル達にいじられていくのか不安ながら楽しみにしています。

紗和々 役:皆口裕子さん
紗和々はマイペースでおっとりしていて姫とは逆で感情を表に出さないように、嫌な感じにならないようにやっていきたいと思っています。今日は1話目の収録で初めて皆さんとご一緒して和やかな感じで楽しくできたんじゃないかなと思います。

フランドル 役:河原木志穂さん
姫に仕えている人造人間です。立ち位置としては「●●くん」で言う…、内緒です(一同笑)
フランドルの台詞は「ふが」しかないんですが、それが凄く難しくて1話が終わっても全く掴めず、これから不安で一杯です(笑)が一生懸命やっていきたいと思います。

迫井政行監督
絵を作っていて「この絵にどんな声が付くんだ?」というのをアフレコをするまで凄く楽しみにしていました。実際アフレコをしてみて「イメージ通りでぴったりで素晴らしい」と思いました。ただフランドル役の河原木さんには大変酷な注文を何度もしてしまったかなと思ったんですが最後の方はイメージに近づいてきました。これから他のキャラクーも出てきてテンションも高くなっていくと思いますのでキャストの方も楽しみながらやっていけるように絵の方も頑張りたいと改めて思いました。
キャラクターの見せ方のポイントは?
迫井監督
姫は誰から見てもミステリアスな部分を残していて、言っていることも高みからしゃべっているので理屈を超えていて普通の人には「何を言っているのか分からない」、そういった超越した存在というところを注意しています。

日郎は優しい子なんですがちょっと振り回されるといか自分がないというか、言われるがままのいわゆる「巻き込まれ型の主人公」で、強い意志を持たせたいけどそこを抑えてて日郎の個性として「巻き込まれキャラ」を追求していこうと思っています。

紗和々は原作よりもさらにホワ~ンとしている部分を強めて描写しています。
怪物だらけの屋敷に住んでいながらまったく回りの異変を不思議に思わない天然ボケで、その天然ボケの部分をどこまで貫いていけるかという点に気をつけています。

フランドルは感情を出せないので常にボーッとしていてキャラクターとしてはマスコット的なニュアンスがあって緊迫した場面でも入れたくなってしまうキャラクターです。感情を抑えつつフランドルの可愛さみたいなものを出せたらと思います。
1話の印象的なシーンは?
川澄さん
最初の契約のシーンが原作1巻を読んでみてアニメではどうなるのかな?と思っていたんですが、原作とはちょっと違っていて神秘的で美しいシーンになっていました。舞台となる洋館が昔ながらの素敵な感じで、街も素敵な感じでした。これから先色々な人とどうなっていくのかが楽しみな1話でした。

大浦さん
印象的なのは姫に踵で顔をグリグリされるシーンで、いじめられる所で顔がコロコロ変わるので演じる方としては「どういう風に声を当てていこうか」と考えるのが凄く楽しいです。

皆口さん
原作を読んだときから紗和々は胸が大きい人だなと思っていたんですが、アニメになったらちゃんと揺れてるんですよ(笑)、揺れ終わってから台詞を喋るみたいな(笑)その辺りが楽しかったですし、楽しめると思います。

河原木さん
紗和々が食べているパフェが凄く美味しそうでお腹が鳴りました(笑)
監督的に1話で苦労した点は?
迫井監督
日郎が死ぬという場面から始まるんですが、この作品世界の中では「死」というものが軽いものになっていて、それを話の中でどうまとめていくかという部分でこの作品は難しいなと思っています。あとはキャラクターがそれぞれ魅力的でキャラクターの良さを引き出すのが1話に関しては一番難しかったです。そのキャラクターの魅力を引き出していくのが今後も課題だと思っています。
ファンの方へメッセージをお願いします。
川澄さん
原作を読んでみたり演じてみたりして街にこういう洋館があったらと想像すると面白いです。小さい子が喜ぶようなシチュエーションだったり、女の子もたくさんでハーレムも楽しめますし、ホラーも昔から皆が楽しんできたようなホラーで、「洋館に黒い雲が・・・」みたいな描写も素敵だなと思うので皆に楽しんで観てもらいたいと思います。

大浦さん
見ている男性諸君には美女揃いの中で翻弄される男の子を自分に投影して翻弄される気分を味わっていただければいいかなと思っています(笑)
個人的には最終話に「実は姫はズラだった」という話があったらいいなと思います(一同笑)

皆口さん
きっと1度観ていただければまた次を観たいと思う作品で、皆さんに楽しんでいただける作品だと思いますのでよろしくお願いします。

河原木さん
続けて観ても、もちろん楽しいのですが1話だけ観ても十分楽しいので見逃したからといって諦めず(笑)次の週に必ず観るくらいのつもりでいてくれると嬉しいです(笑)。これからキャラクターが増えきてそれぞれ個性的なキャラクターなので私もそれに負けないように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。

迫井監督
ホラーテイストであったり、コメディーであったり、サスペンスであったり、手を変え品を変え今回は何が起こるんだろう?という楽しみがあるので色々楽しめると思います。素敵な原作なのでその良さを引き出せるように頑張りますのでよろしくお願いいたします。

<TV放送>
放送開始日:2007年4月12日より(TBS) 4月26日より(BS-i)
放送局:TBS、BS-i、CBC、KBS京都
放送曜日&時間:
 毎週木曜日 深夜01:55~02:25(TBS) 
 深夜1時より(BS-i)、
  CBC、KBS京都(曜日&時間未定)
※TBSは4月12日(木)のみ深夜2時10分からの放送になりますご注意ください。
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<スタッフ>
原作 光永康則
(講談社刊 月刊少年シリウス連載)
監督 迫井政行
キャラクターデザイン・総作画監督 黒田和也
シリーズ構成 ふでやすかずゆき
小物デザイン 小堺能夫、LEE SI MIN
色彩設計 上村修司
美術監督 岡本有香(アトリエブーカ)
撮影監督 松井伸哉
色彩設計 上村修司
音響監督 高桑 一
音響制作 神南スタジオ
音楽制作 ランティス
音楽 片倉三起也(ALI PROJECT)
オープニング 『BLOOD QUEEN』(作詞:畑亜貴 作曲:黒須克彦 編曲:鈴木マサキ
歌:美郷あき)
エンディング 『跪いて足をお嘗め』(作詞:宝野アリカ 作・編曲:片倉三起也 
歌:ALI PROJECT)
アニメーション制作 マッドハウス
製作 怪物王女製作委員会
<キャスト>
姫 川澄綾子
ヒロ 大浦冬華
紗和々 皆口裕子
フランドル 河原木志穂
リザ 甲斐田裕子
令裡 能登麻美子
シャーウッド 清水 愛
フランシスカ 森永理科
ツェペリ 堀内賢雄
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<グッズ情報>

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<リンク>
TBSアニメーション 「怪物王女」公式ホームページ
「少年シリウス」オフィシャルサイト

©光永康則・講談社/怪物王女製作委員会