電撃文庫で大人気の3作品「灼眼のシャナ」「キノの旅」「いぬかみっ!」が豪華3本立てで2007年4月より池袋シネマサンシャインほかにてロードショーされることが決定した。10月21日には「秋葉原エンタまつり2006」の会場で「電撃文庫ムービーフェスティバル 製作発表会 in 秋葉原エンタまつり」が行われ、各作品のスタッフ、出演声優がステージに登壇することもあって多くのファンが会場に詰めかけた。MZでは登壇された皆さんのコメントをご紹介! 電撃文庫ムービーフェスティバルの詳細については電撃文庫ムービーフェスティバル公式サイトをチェック! ご自身の原作が映画化されることについていかがですか?原作者:高橋弥七郎さん遠くに来たもんだなと思いました。イラストレーターとしての今のご心境は?イラストレーター:いとうのいぢさん最初お仕事をいただいたときにはここまで凄いことになるとは思っていなかったので本当にうれしいです。 演じられるキャラクターはどんな存在ですか?シャナ役:釘宮理恵さん生き方や姿勢に硬質な硬い感じの美しさを持っている女の子だなと思っていて、アニメシリーズで悠二や周りの人たちとのふれあいで柔らかい部分も出てきたんですが、映画は原作第1巻ということで私の大好きな格好いいシャナに相対することができるんだなと思って楽しみにしています。 坂井悠二役:日野聡さん坂井悠二は極普通のどこにでもいるような高校生ですので、その平凡さを強調してお芝居ができたらいいなと思っています。シャナとの出会いを切っ掛けに自分が既に死んでいるというのを知らされて、そこから自分にとって大切な人たちをどう助けていけるかということを自問自答しつつ、シャナと共に成長していくところが魅力でもあり見所ではないかなと思います。 監督が考えるシャナの魅力は何でしょうか?渡部高志監督シャナは硬質でハードで冷徹その反面もろくて優しくてという二面性があって、それがどう線を生み出し悠二とシャナの関係がどうなっていくかというのが魅力だと思います。テレビ版とは違ってフリアグネとマリアンヌの二人の物語と同時進行でシャナと悠二の関係がどう進むかを対比構造的に見ていただければと思います。 キノ役:前田愛さんこの作品に携わって4年程経つのですが、今回は映画ということでこういう凄くうれしいです。演じる時は自分の声のトーンより少し低めして印象を落として目でやろうとしているんですが、原作の小説を読んでいるのですんなりと役に入っていけました。キノは常に中立な立場を保っているのでそれに関しては気をつけようという意識はありますがそれ以外は特に意識はしていません。 エルメス役:相ヶ瀬龍史さん今回映画化になった「病気の国」というのは僕がとても好きな作品で凄く力が入りました。僕が演じるエルメスは絵的に口パクもなく表情もないということでとてもやりがいがある役なんですが、キノのクールな性格に対して陽気で何かパーツが一個外れてそうな明るい性格を演じるのが大変ですね。