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MANGAZOO:ガイナックスが韓国映画『ワンダフルデイズ』を配給する

ガイナックスが韓国映画『ワンダフルデイズ』を配給する
2003年7月に韓国にて上映され、大好評を得た長編アニメーション映画「ワンダフルデイズ」がガイナックスによって日本語版の脚本、音響演出、日本語版キャストにより製作・配給することが東京国際映画祭の会見で発表されたぞ。

■ストーリー
西暦2142年。地球は常に厚い雲に覆われていた。かつては、この雲の向こうにまばゆい太陽の光が降り注いでいた。しかし、人類が引きおこしたエネルギーをめぐる大きな戦争が天候に影響を及ぼしてしまったのだ。輝かしい光が射し込む日はWonderful Daysと呼ばれ、人々の希望の象徴だった。
 大気汚染にさらされ、エネルギー不足に悩みながら、それでもなお人類の争いは止まることはなかった。選ばれた者たちの都市エコバンとエコバンに住むことを拒否された者たちの町マールでの生存をかけた闘いが激化の一途をたどっていく。
 マールの抵抗組織で活動するスハは、かつてエコバンで暮らしていた。ある時、友人シモンの策略に合い街を追われ、今はエコバンを敵に回している。エコバンの心臓部の潜入に成功したスハの前に、エコバンに残した恋人ジェイが現れた。彼女は「いつかこの世界に青い空を見せてやる」と約束した相手だった。ジェイは今やエコバンの警備を担当する者。敵として対峙したふたりの心は揺れる。そしてまた、彼らの愛を憎しみの目でみつめるシモンの姿があった……。
 スハとジェイ。戦火に引き裂かれたふたりは、もう一度青い空を一緒に見ることができるのか……?