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MANGAZOO:東京アニメアワード フィルムフェスティバルにて攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXトークショー

TOKYO INTERNATIONAL ANIME FAIR2003東京アニメアワード フィルムフェスティバルにてプレス向けにトークショーが行われたぞ!
司会進行はスカイパーフェクTV ch200「倶楽部スカパー」でおなじみの赤坂泰彦さんと富永美樹さんだ。
まずは「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」が世界に与えた影響についての簡単なプロモーション映像が流れる。
MATRIXの監督を務めたウォシャスキー兄弟からのコメントでは「私たちが影響を受けたのは『GHOST IN THE SHELL』『北斗の拳』『AKIRA』だ」
とのこと。
その後Production I.Gのプロモーション映像が流れるのだが…これがすばらしい!今までProduction I.Gが携わってきた映像をアップテンポな曲にあわせてのプロモーション映像なのだが「これ売り出せば買うなぁ…」と思わせる内容!
いいもん見させてもらいました。
そして「Production I.Gをほめてもいいと言われている」Production I.G代表取締役 石川光久さんのコメントの中に「タランティーノ監督が新作『KILL BILL』のワールドプレミアで『アニメーションが重要な作品だがProduction I.Gに頼んで本当に良かった。とても出来がいい』と言ってくれた。そして映画のオープニングにProduction I.Gのロゴが出るのは素晴らしい事だ」とのこと。アニメーションの世界でオープニングにロゴが出るのは一般的だがハリウッド映画の場合ほとんど出ない、そんな中タランティーノ監督がオープニングロゴを入れたのだ!
そして石川代表取締役の公演の最後に押井守監督最新作「イノセンス」が6分間のプロモーション映像だが公開された!
正直な感想は「久々にのめりこめるアニメが出そうだな」
公開は2004年春の予定だ!

そしてSTAND ALONE COMPLEXのトークショーが始まった。
監督:神山健治さん ファン代表(?):DJ DRAGONさん ジャーナリスト:福富忠和さん ゲスト:こずえ鈴さんと言った豪華メンバーでのトークショー。

まずは作品についての質問で
「製作する時に一番気にした部分は?」
神山
『今までの攻殻機動隊という作品に対するイメージに違和感にならないように作ると言う部分ですね』

「一番気に入っているキャラクター・エピソードは?」
神山
『裏の主人公として9課の課長である荒巻ですね。監督に抜擢された気持ちって荒巻の気持ちに似ているのかな?と感情移入しています。エピソードでは「笑い男」編ですね。完全なオリジナルエピソードですので一番気になりました』

続いてDJ DRAGONさんへの質問
「一体この作品のどこが気に入っていますか?」
DRAGON
『車とかが好きなんですよ。ネジ一本にまでこだわるくらい(笑 普通のアニメだとそういうところって省略されますがこの作品は違いましたね。とても引き込まれてしまう(笑』

「音楽の部分ではどうですか?」
DRAGON『いや・カッコイイです。とても映像に菅野よう子さんの曲が合っていて素直にカッコイイと思いました。』

そしてジャーナリスト福富忠和さんへの質問
「この作品をどう見ていますか?」
福留『作品としてのストーリーに対するディティールがとてもこっていて面白い。特に背景や物のディティールの細かさがストーリーを助けている部分もある』

「どういった部分ですか?」
福留『あるストーリーでワインが出てくるのですがこれがどんなワインなのかわかっているとそれだけでキャラクターの気持ちがわかってくるのでストーリーが更に奥深く人間的になる。』

そして最後にゲストこずえ鈴さんへの質問
「スタッフとしてこの作品に入っているそうですが(笑」
鈴『はい!私のキャラクターである「マー棒」がこの作品に出ています。』

「マー棒(写真右)はこれからどうなって欲しいですか?」
鈴『フィギュアになって欲しいです(笑』

「新しいキャラクターは?」
鈴『マー棒の子供のスパイクがいます!バットにスパイクが付いているのでスパイクです!』

「今度も作品に出れるといいですね」
鈴『出してください!』
神山『がんばります(苦笑』

終始にぎやかなトークショーでした。

(2003/08/29 22:41)
関連URL
・KILL BILL公式サイト

・Production I.G公式サイト
・東京国際アニメフェア2004公式サイト