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『ゲームファンド ときめきメモリアル』続報

「MANGAZOO」編集部がセレクトした マンガ、アニメ関連のバラエティー情報や、気になるニュースをお届けします。

『ゲームファンド ときめきメモリアル』続報 
 『ゲームファンド ときめきメモリアル』は、
(1)コナミとゲームユーザー・投資家との新たな関係の構築
(2)ゲームソフトのプロモーション活動の一環
(3)ゲーム制作資金調達の多様化(4)ゲームソフト業界のさらなる活性化への支援
を目的として、みずほ証券株式会社が開発、マネックス証券株式会社で販売される商品。この国内初の試みに対して、コナミ株式会社経営本部長専務である舘野登志郎氏は「まず、ブランドタイトルであることが必須であると考え、投資対象となるソフトを『ときめきメモリアル3(仮称)』『(女性ユーザー向け)新ときめきメモリアル(仮称)』とした」と発言。同社のこのタイトルに対する自信の程を広くアピールした。また、証券の販売を行なうマネックス証券株式会社代表取締役社長の松本大氏は「まだ完成していない作品に対しての証券を売るという不透明さはあるが、これが新しい型の商品、マーケットを作るきかっけになれば」と、今後のオンライン証券取引に対する、この商品への期待をのぞかせた。
 「一般投資家にとって、開発状況がわからないものに投資するというリスクはどうやって回避するのか」という問いに対しては、「現時点では決まっていないが、ゲームの進行状況は、公開情報をコナミと調整しつつネットや何らかの形で投資家に報告していく」(松本氏)というように、公開規制がある“ゲーム”を対象にしたことによって、情報の開示という点で見えにくい点もありそうだ。ただし、「初回出荷枚数を意図的に少なくしたりする可能性があるのでは?」という問いには、「過去の「ときめきメモリアル」シリーズは、総売上枚数の90%が発売から1ヶ月以内に売れています。また、分配金計算対象期間を広く取っていますので、そのようなことは起こらないと考えています」(舘野氏)と、過去のゲームソフトの販売本数の動向をふまえたうえでの商品であることを強調した。
 この『ゲームファンド ときめきメモリアル』が、現在停滞気味のゲーム業界に一石を投じることになるのか、11月9日の募集・販売開始が楽しみだ。
【商品概要】
・申込期間:2000年11月9日(木)~12月20日(水)まで
商品の申込みにはマネックス証券での口座開設が必要(無料)。
開設手続きには2週間程度かかるのでお早めに。
・申込単位:10口以上、1口単位(1口は1万円)
・募集総額:12万口(12億円)を上限
・申込手数料:申込金額の3.0%
       (申込手数料に対しては消費税5%が課せられる)
・償還日:2003年6月30日
     (ただし、最長で8ヶ月延長される場合あり)
・中途換金:2000年12月27日からゲームソフトの初回出荷開始の属する月の前々月末までの期間中、基準価額での換金が可能。
※この商品に対する問い合わせ先
マネックス証券株式会社
©KONAMI&KCE; Tokyo ALL RIGHTS RESERVED. 商品の申込むにはマネックス証券に口座開設が必要(無料)。 開設手続きには2週間程度かかるのでお早めに。
(2000/10/25)

関連URL
http://www.monex.co.jp/
「マネックス証券株式会社」